活発な
産学官連携
盛岡市では、岩手大学・岩手県立大学をはじめとする高等教育機関のもと、
活発な産学官連携が行われ、数多くの先進的な技術を持つ企業が活躍しています。
平成4年に全国に先駆けて設立された、盛岡の産学官連携を象徴する団体で、700名以上の産学官関係者が加盟しています。分野ごとに研究会が設置されていて、自由な意見交換のもと、関係者が良好な関係を築き、新事業の創出の礎になっています。
平成19年に岩手大学構内に盛岡市が設置した、32の研究開発室を備えたインキュベーション施設。岩手大学と共同研究を実施する企業が入居し、新製品開発・新事業創出のサポートを受けることができます。
東北ライフサイエンス・インストルメンツ・クラスター(TOLIC:Tohoku Life Science Instruments Cluster)は2014年8月に設立した「産学官金連携体」のことで、東北のライフサイエンス機器の集積拠点を岩手県盛岡市を中心に形成することを目指しています。プロジェクト企画と実施、開発製品の広報活動やプロモーション活動の支援などを行っています。現在は企業21社(法人会員)と24機関から54名(個人会員)が参加しています(2020年4月現在)。
高度な技術や革新的な研究成果を持つ大学発ベンチャーが事業化に向けて活発に活動していて、大きな飛躍が期待されています。
岩手大学では、大学の支援によりこれまでに30社が開業してきたほか、令和2年に入り新たに13社を岩手大学発ベンチャーとして認定しています。