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活動紹介

2025年10月9日

2025年度実証検証レポート①「StreetEye®搭載公共車両を活用した道路損傷データの自動収集実証事業」

株式会社サイバーコアの取り組みをご紹介します。

昨今の道路陥没事故等を背景に、老朽化インフラの早期点検および保守作業は喫緊の課題となっています。
この事業では、盛岡市内を定期走行する公共車両(ごみ収集車など)に、AIドライブレコーダー(StreetEye®)を搭載し、日常走行中に収集される道路映像からAI解析を通じて亀裂や穴などの損傷状態を可視化しクラウド上に蓄積します。
補修箇所の選定に有用な道路破損マップの早期社会実装に向けた実用性検証を実施します。

今回の実験では、AIドライブレコーダーを搭載した複数のごみ収集車で約2か月間の巡回データを収集します。そのためのドライブレコーダーの設置が行われました。ごみ収集車は青山地区などを巡回し、路面状況を調査する予定です。
AIドライブレコーダーは、人物、建物、車のナンバープレートは自動的にマスキング処理されて個人情報を保護する仕組みが組み込まれているのが特徴です。

ごみ収集事業に影響が出ないよう、取り付け場所などを慎重に決定しました。

この事業については、引き続きお伝えしてまいります。